2023年10月29日(日)礼拝メッセージ動画

ヘブライ4章14~16節、詩篇23章4節

メッセージ 「それでも大丈夫」

「それでも大丈夫」ヘブライ 4:14~16 詩編 23:4

苦しいこと、辛いことがいろいろありますね。苦しんでいる方に、「それ
でも大丈夫」とは簡単には言えません。それを言うことができるのは、イエ
ス・キリストだけです。真っ暗な世界に、主イエスは光を灯してくださいま
す。では、イエス・キリストは、どのようなお方なのでしょうか。
1.共に苦しんでくださるお方
主イエスはどのようなお方でしょうか。聖書は、「私たちの弱さに同情でき
ない方ではなく、罪は犯されなかったが、あらゆる点で同じように試練に遭わ
れた」お方だと言っています。主イエスは、すべての人の罪を代わりに負って
十字架にかかってくださいました。そして陰府にまだ降られたのです。それ
は、悲しみと苦しみのどん底まで降りて行ってくださったということです。そ
のお方が、私たちの弱さを受け止めて「同情」してくださるのです。ここで
「同情」と訳されている言葉のもともとの意味は「共に苦しむ」という意味で
す。主イエスは、私たちが苦しい時、一緒に苦しんでくださるのです。
2.時宜に適った助けを与えてくださるお方
苦しみや悲しみは、一人ひとり、みな違います。主イエスは一人ひとりの苦
しみや悲しみを受け止めて、その人にピッタリの助けを与えてくださいます。
(1)朝の来ない夜はない
「夕べは涙のうちに過ごしても、朝には喜びの歌がある」(詩編30:6)。
辛い時は、これがどこまで続くのか、と思ってしまいます。しかし、朝が必ず
来るように、苦しみのトンネルから抜けるときは必ず来ます。
(2)宝物を見つけよう
「神がすべてのことを働かせて益としてくださる」(ローマ8:28新改訳聖
書欄外注)。苦しい時は、「なぜ」「どうして」と思ってしまいます。神様は
私たちが苦しいところを通るとき、そこに宝物を隠してくださっています。で
すから、神様は私に、今、何を教えようとしておられるのか、と考えてみまし
ょう。そのとき、きっと素晴らしい宝物を見つけることができるでしょう。
(3)復活の主が共に
「たとえ死の陰の谷を歩むとも、私は災いを恐れない。あなたは私と共にお
られ」(詩編23:4)。死を打ち破って復活された主イエスが共にいてくださ
り、支えてくださっているのです。ですから「大丈夫」なのです。
3.招いてくださるお方
主イエスは、「さあ、私のところに来なさい」と招いてくださっています。
「はばかることなく」、主イエスの所に行って恵みにあずかりましょう。