礼拝説教「真実な愛」出エジプト記 20章14節 島津師

「真実な愛」出エジプト 20章14節

今朝の御言葉は、十戒の中の第 7 の言葉、「姦淫してはならない」です。姦
淫とは、結婚している男女が、他の男性や女性と性的な関係を持つことです。
1.聖書の結婚理解
「人が独りでいるのは良くない。彼にふさわしい助け手を造ろう」(創世記
2:18)。「ふさわしい助け手」とは、助手という意味ではありません。「互い
に向かい合い、助け合って共に生きる相手」という意味です。
「男は父母を離れて結ばれ、二人は一体となる」(創世記2:24)。両親から
独立して自立した人間となり、神様が与えてくださったパートナーと新しい交
わりを築いていく、それが結婚です。
2.姦淫の罪
姦淫は、互いに向かい合い、助け合って共に生きる相手を裏切ることです。
結婚式の時の誓約を破ることです。神が一つとしてくださったのに、それを壊
すことです。
主イエスは「心の中で姦淫の思いを抱いていたら、それはいつか行動に表れ
てしまうので、そのような思いはきっぱりと捨てなさい」と言われました「(マ
タイ5:27~30)。
3.私もあなたを罪に定めない
主イエスは姦淫の現場で捕らえられた女性に対して、「私もあなたを罪に定
めない」と言われました(ヨハネ8:11)。主イエスは彼女の罪を背負って十字
架にかかり、彼女の罪を引き受けてくださったのです。この赦しの言葉こそ、
人を悔い改めへと導きます。主イエスは、「行きなさい。これからはもう罪を
犯してはいけない」と言われ、新しい歩みへと送り出してくださったのです。
4.キリストの花嫁として
聖書では神と民との関係が、夫と妻との関係になぞらえて言われています。
真の神を捨てて別の神々に心を向けてしまうことは姦淫の罪なのです。黙示録
21章には、キリストの花嫁としての教会が、十字架の恵みによって罪が赦され、
きよめられた者としてキリストに迎えられる光景が記されています。主の真実
な愛をいただいた教会(私たち)は、その愛に応えて、真実な愛をもって主を
愛し、隣人を愛していく者とされるのです。第7戒は、「真実な愛に生きよ」と
いう神の招きです。その愛を、まず神が十字架で示してくださったのです。