「まことの礼拝を求めて」出エジプト 20:4~6
十戒は、まことの神によって救われた者が、喜びと感謝をもってどのように
生きるかが記された御言葉です。今朝は、第 2 の戒めを学びます。
1.彫像を造ってはならない
十戒の第2戒は、「あなたは自分のために彫像を造ってはならない」です。神
様を形に表して、神の像を造ってはいけない、ということです。
ここには、二つの意味があります。
(1) 本当の神ではない神の像を造り、それにひれ伏し、それに仕えてはいけない、
ということです。
(2) まことの神様の像であっても、それを造ってはいけない、ということです。
神は永遠に存在され、無限なるお方です。そのお方を有限な像で表すことは
できません。しかも、ここには「自分のために」と言われています。自分のた
めに神の像を造るということは、神を自分にとって都合の良いお方にしてしま
うということです。このことは、たとえ形ある像を造らなくても、神を自分の
都合の良いことだけをしてくれるお方として考えているとしたら、同じ間違い
をしていることになります。
2.まことの礼拝への道
教会では、ご神体を安置し、それに手を合わせるという形で礼拝をささげる
ことはしません。では、どのように神の臨在を知り、礼拝をささげるのでしょ
うか。ハイデルベルク信仰問答では、こう言われています。
問98の答 「わたしたちは神よりも賢くなろうとすべきではありません。こ
の方はご自分の信徒を、物言わぬ偶像によってではなく、御言葉の生きた説教
によって教えようとなさるのです。」
まことの神は、人間に語りかけることを通してご自身の臨在を示してくださ
います。聖書を通して神の語りかけを聞き、それに従うことによって、私たち
はまことの礼拝をささげていくことができるのです。
3.妬む神
「妬む神」という言い方は神にふさわしくないと感じますが、他に表現の仕
方がなかったのです。それほどに、神は私たちを愛してくださっているという
ことです。そして、私たちの神に対する在り方が私たちの子孫に影響を与えま
す。神の祝福を次の世代に手渡していきましょう。