2026年1月1日(木)元旦礼拝説教「小さな群れよ、恐れるな」ルカによる福音書 12章22~34節 島津師

「小さな群れよ、恐れるな」ルカによる福音書 12章22~34節

1.小さな群れよ、恐れるな
主イエスは、弟子たちに「小さな群れよ、恐れるな」と言われました。主は
何度も「恐れるな」「恐れることはない」と語ってくださっています。主は、
私たちが、目の前の問題が大きく見えて、それに反して自分がいかに小さいか
を痛感して、すぐに恐れてしまうことをよくご存知でいてくださるのです。新
しい年が始まりましたが、これからの生活はどうなるのだろうかと不安な気持
ちを抱いている方がおられるかもしれません。そのような私たちに、主イエス
は「小さな群れよ、恐れるな」と語ってくださっているのです。
2.神の国とは
主イエスは、恐れるのではなく、思い煩うのでもなく、「神の国を求めなさ
い」と言われました。神の国とは、神の支配という意味です。神に逆らう悪の
力、罪や肉の力がどんなに強くても、神の力はもっと強いのです。その神が支
配してくださっているところ、それが神の国です。
(1)神の国は、主イエスが来てくださったことによってすでに始まっています。
主イエスが十字架にかかって死なれ、三日目に復活されたことによって、罪が
赦され、神の子とされ、永遠の命が与えられる道が開かれました。主イエスを
信じ、主イエスを受け入れるとき、その人の中にこの救いの恵みが実現します。
心に平安が与えられます。神の国はその人の中に始まるのです。
(2)神の国の完成は、主イエスが再臨される時です。
(3)現在は、神の国は「すでに」始まっているけれども、「いまだ」完成して
いない、中間の時代です。ですから、様々な戦いもあるのです。
3.神の国の完成を目指して
では、この中間の時代に生きる私たちは、どう生きるべきでしょうか。
(1)神の御思いを私の思いとする。自分第一ではなく、神第一に生きるという
ことです。それを邪魔するのはプライド(高慢)です。謙遜が祝福への道です
(箴言18:12)。
(2)神に信頼する。なぜ思い煩うのでしょうか。信仰が薄い(小さい)からだ、
と主は言われます。父なる神は、私たちの必要を知っていてくださいます。
(3)神の使命に生きる(伝道と愛の業)。「御国が来ますように」と祈りつつ、
神の国が広がって行くために、伝道と愛の業に励みましょう。