2025年9月14日(日)礼拝説教「信じる者は誰でも」使徒言行録 10章34~48節

先生の体調不良により、音声のみの配信です。

ペトロはコルネリウスに招かれ、彼の家に行きました。
1.神は人を分け隔てなさらない
ペトロは、「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました」と言
いました。当時のユダヤ人は、異邦人とは交際したり、その家を訪問したりし
てはいけない、ということになっていました。当然、ペトロもそうしていたの
です。神様はそのペトロに、大きな布の入れ物の中に、あらゆる動物や魚が入
っている幻を見せました。その中には、汚れているので食べてはいけないと言
われていた動物や魚も入っていました。しかし、神様はこれらを食べなさい、
と言われたのです。ペトロが断ると、「神が清めた物を清くないなどと言って
はならない」と言われました。神様はこのことを通して、異邦人を汚れている
と言って差別してはいけないということを教えられたのです。ペトロは、コル
ネリウスに会って、神様は人を分け隔てなさらないということが、本当によく
わかったのです。こうして、ペトロは変えられたのです。
2.信じる者は誰でも
ペトロは、主イエスがなさった神の子としての力ある御業、そして、十字架
と復活を伝えました。彼は、「イエス・キリストこそ、すべての人の主です」
と話しました。イエス・キリストこそ、ユダヤ人だけでなく、すべての人の主
であり、救い主なのです。そして、「この方を信じる者は誰でもその名によっ
て罪の赦しが受けられる」と伝えたのです。イエス・キリストは私の救い主だ
と信じる時、誰でも、どんな人でも、救われるのです。
3.驚き
ペトロが話し続けていると、一同の上に聖霊がくだり、彼らは異言を語り、
神を賛美し始めました。これはペンテコステの時に起きた出来事と同じことが
起きたのだと思います。神様は「人を分け隔てなさらない」ということを示す
ために、異邦人にも同じ恵みを与えられたのです。ペトロたちはこれを見て驚
きました。
今朝は恵老感謝礼拝です。3つのことを受け止めたいと思います。1頑固に
凝り固まるのではなく、柔軟に変わることができますように。2信じる者は誰
でも救われます。もう遅いということはありません。3神様の恵みに対して、
新鮮な驚く心を持ち続けましょう。特に、御言葉に対して。