先生の体調不良により、音声のみの配信です。
ペトロはコルネリウスに招かれ、彼の家に行きました。
1.神は人を分け隔てなさらない
ペトロは、「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました」と言
いました。当時のユダヤ人は、異邦人とは交際したり、その家を訪問したりし
てはいけない、ということになっていました。当然、ペトロもそうしていたの
です。神様はそのペトロに、大きな布の入れ物の中に、あらゆる動物や魚が入
っている幻を見せました。その中には、汚れているので食べてはいけないと言
われていた動物や魚も入っていました。しかし、神様はこれらを食べなさい、
と言われたのです。ペトロが断ると、「神が清めた物を清くないなどと言って
はならない」と言われました。神様はこのことを通して、異邦人を汚れている
と言って差別してはいけないということを教えられたのです。ペトロは、コル
ネリウスに会って、神様は人を分け隔てなさらないということが、本当によく
わかったのです。こうして、ペトロは変えられたのです。
2.信じる者は誰でも
ペトロは、主イエスがなさった神の子としての力ある御業、そして、十字架
と復活を伝えました。彼は、「イエス・キリストこそ、すべての人の主です」
と話しました。イエス・キリストこそ、ユダヤ人だけでなく、すべての人の主
であり、救い主なのです。そして、「この方を信じる者は誰でもその名によっ
て罪の赦しが受けられる」と伝えたのです。イエス・キリストは私の救い主だ
と信じる時、誰でも、どんな人でも、救われるのです。
3.驚き
ペトロが話し続けていると、一同の上に聖霊がくだり、彼らは異言を語り、
神を賛美し始めました。これはペンテコステの時に起きた出来事と同じことが
起きたのだと思います。神様は「人を分け隔てなさらない」ということを示す
ために、異邦人にも同じ恵みを与えられたのです。ペトロたちはこれを見て驚
きました。
今朝は恵老感謝礼拝です。3つのことを受け止めたいと思います。1頑固に
凝り固まるのではなく、柔軟に変わることができますように。2信じる者は誰
でも救われます。もう遅いということはありません。3神様の恵みに対して、
新鮮な驚く心を持ち続けましょう。特に、御言葉に対して。