2025年3月16日(日)礼拝説教「神を欺く罪」使徒言行録 5章1~11節 島津師

「神を欺く罪」使徒言行録 5:1~11

アナニアとサフィラという夫婦が自分の土地を売り、代金の一部を取ってお
いて、その残りお金を売った金額の全部だと偽って献げました。すると、二人
は死んでしまったのです。どうしてこんなことが起きてしまったのでしょうか。
1.アナニアとサフィラの罪
(1)虚栄心
初代教会では財産を持っている人がそれを献金して、貧しい人たちを助ける
働きをしていました。バルナバは持っていた畑を売って、その代金を献げまし
た(4:36~37)。土地を売ることが強制されていることではなかったし、こ
れは売った代金の一部です、という形で献げてもよかったのです。ところが、
二人は一部を自分の手元に残しておきながら、これが全部です、と偽って献げ
たのです。どうしてこんなことをしたのでしょうか。おそらく、バルナバに対
抗したかったのではないかと思います。虚栄心です。自分を実際以上に立派に
見せようと思ったのです。これは神様に喜ばれる捧げ物ではありませんでした。
(2)神と聖霊を欺く罪
ペトロはアナニアに「なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて」、
「あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ」と言いました。聖霊は、
何が神様に喜ばれ、何が神様に喜ばれないことなのかと教えてくださるお方で
す。聖霊はアナニアとサフィラの心に、繰り返し、これは間違っていると教え
てくださったに違いありません。ところが彼らはその聖霊の声に聞き従おうと
しませんでした。しかも「二人で示し合わせて」このことを行ったのです。こ
れは意図的な神様への反逆行為でした。生まれたばかりの教会が、これを放置
していたらたちまち全体が腐ってしまうことでしょう。ですから、厳しい裁き
が下されたのだと思います。
2.神への恐れ
人々は「非常に恐れた」(5、11)と2回、繰り返されています。神様は生き
て働いておられます。その神様を正しく恐れ敬い、神様の御心に生きるところ
に祝福の道があります。間違ったときは、心を頑なにしないで悔い改めましょ
う。そこに赦しがあります(Iヨハネ1:9)。
私たちは聖霊の力によって生きているのですから、聖霊に支配されて前進し
ていきましょう(ガラテヤ5:25)。