聖書は、終わりがあるということを意識せよ、と言います。そのとき、生か
されている今を大事にする生き方が始まるのです。そしてまず、祈りと愛に生
きようと言われていました。今朝の御言葉は、その続きになります。
1.善い管理者として
「あなたがたは、それぞれ賜物を授かっているのですから、神のさまざまな
恵みの善い管理者として、その賜物を用いて互いに仕えなさい」(10)と言わ
れています。
(1) 神様は、それぞれに(すべての人に)賜物を与えてくださっています。
(2)「さまざまな恵み」とあるように、そこには多様性があります。
(3)「互いに仕えなさい」とあるように、互いに愛し合うためにそれぞれに賜
物が与えられているのです。
(4)「善い管理者として、その賜物を用いて」とあるように、賜物は神様から
預かったものです。タラントンの譬え(マタイ25:14~30)にあるように、預
かったものを仕舞っておくのではなく、活用することが大切です。
2.語る人と奉仕をする人
神様が与えてくださる賜物にはいろいろなものがありますが、ここでは2つ
の賜物のことが言われています。
(1)「語る人は、神の言葉を語るにふさわしく語りなさい。」語る人というの
は牧師だけに限られたことではありません。教会の礼拝や様々な集会、そして
日常生活の中でも、主を証しする機会は誰にでもあるのではないでしょうか。
では、「ふさわしく」語るとはどういうことでしょうか。それは神の言葉を神
の言葉として語るということです。神の言葉には、生命があり力があります。
語る人が力むのではなく、御言葉に信頼して語るのです。そのとき、聞く人に
御言葉が生きて働くのです。
(2)「奉仕をする人は、神がお与えになった力に応じて奉仕しなさい。」「神
がお与えになった力に応じて」といわれています。無理をしなくてよいのです。
ただし、1タラントンは6,000日分の賃金です。神様は豊かな賜物を与えてく
ださっているのです。
3.賛美
私たちが目指すところは「神が崇められる」ことです。神様の素晴らしさが
大きくされることです。マリアは「私の魂は主を崇め…この卑しい仕え女に、
目を留めてくださった」(ルカ1:46~48)と主を賛美しました。私たちも、
無に等しい者に目を留めてくださる主を賛美しましょう。